フライング検査して大後悔

原 かおり

🌙 フライング検査して、後悔した話

「もう我慢できなくて…」
そう思って検査薬を手に取ったあの日。
今でも、あのうっすらとした線を思い出します。

妊活をしていると、
「もしかして…!」という瞬間、ありますよね。
私もそのたびにドキドキして、期待と不安で胸がいっぱいでした。

生理予定日の数日前。
「少しでも早く知りたい」と思って、
つい“フライング検査”をしてしまいました。

うっすらと出た線に、思わず涙が出ました。
「やっと…!」って思ったんです。

でも数日後、その線は消えていました。
出血が始まって、検査薬の線もなくなって…
それが“化学流産”だったと知りました。

その時のショックは、言葉にできないくらいでした。
「信じなきゃよかった」「期待しなきゃよかった」
そんなふうに、自分を責めてしまいました。

でも今なら、少し違う気持ちで思い出せます。
あの線は、確かに“命のサイン”だったんです。
ほんの短い時間でも、私のもとに来てくれた命。
そう思うと、涙の意味が少し変わりました🌸

フライング検査って、希望をくれる反面、
心を大きく揺さぶるものでもあります。
妊活を続けるうえで、心が疲れてしまうなら、
「今はやめておこう」って決めるのも立派な選択です。

検査薬を何本も買うよりも、
おいしいランチを食べて笑って過ごす時間の方が、
きっと体にも心にもやさしいです🍽️

妊活は、結果だけじゃなくて“過程”も大切。
涙の日があっても、それもあなたの物語の一部です。
焦らず、少しずつ前に進んでいきましょうね🕊️