睡眠ホルモン“メラトニン”が、卵子の若さを守る理由

原 かおり

🌙 睡眠ホルモン“メラトニン”が、卵子の若さを守る理由

「夜の過ごし方」がホルモンバランスを左右する

妊活をしていると、食事やサプリ、検査などに意識が向きがちですが、
実は**“睡眠”こそがホルモンバランスを整える土台**なんです。

「つい夜更かししちゃう…」
「眠りが浅くてスッキリしない」
そんな日が続くと、体も心も“妊娠モード”に入りにくくなってしまいます。

💤 メラトニンは“卵子の守り神”

夜の眠りの間に分泌される「メラトニン」は、
卵子を酸化ストレスから守る重要なホルモンです。

紫外線・スマホの光・ストレスなどによって増える“活性酸素”は、
卵子の老化を早めてしまうことがあります。

でもメラトニンには、そのダメージをやわらげる抗酸化作用があるんです。
つまり、良質な睡眠は卵子を守る時間でもあります🌙

🌿 メラトニンを味方にする3つのコツ

① 夜の光を減らす

スマホやテレビの強い光は、メラトニンの分泌を抑えます。
寝る30分前には画面を閉じて、間接照明などやわらかい光に変えましょう。

② 体温のリズムを整える

眠る前にお風呂で体を温めると、深部体温が自然に下がり、
スムーズに眠りのスイッチが入ります🛁

③ 睡眠時間より“質”を意識

寝付きが悪い日も、焦らなくて大丈夫。
大切なのは「リラックスして眠りに入ること」。
数時間でも深く眠れた方が、ホルモンはしっかり働きます🌿

💛 眠りは“妊娠力”を育てる時間

妊活は、頑張る時間が多くなりがち。
でも、睡眠は“努力のごほうび”のような時間です。

夜は、体も心もリセットされる再生のタイミング。
今日のあなたの頑張りを、どうか眠りの時間にゆだねてください🕊️